ahamoやドコモでスマホを安く購入するときに便利なのが、端末を約2年後に返却することで残りの支払いが不要になる「いつでもカエドキプログラム」です。

iPhoneなどの高額なスマホでも月々の負担を大きく抑えられるため、利用を検討している方も多いと思います。
しかし、2026年3月5日以降に「いつでもカエドキプログラム」へ加入する個人ユーザーについては、対象機種を返却するときに最大22,000円の「プログラム利用料」が発生する仕組みが導入されました。
しかも、この22,000円を無料にする方法には、少し注意したいポイントがあります。

結論から言うと、
22,000円のプログラム利用料を無料にするためにドコモで次のスマホを購入すると、他社へのMNPで受けられる大幅な端末割引を利用できなくなる可能性があります。
そのため、スマホを購入するときは「今いくらで買えるか」だけではなく、約2年後にどうやって次のスマホへ買い替えるかまで考えておくことが大切です。

ahamoでは返却時に最大22,000円のプログラム利用料がかかる

2026年3月5日以降、「いつでもカエドキプログラム」の利用条件が変更されました。
対象となる個人ユーザーは、端末を返却してプログラムを利用するときに、機種などに応じて最大22,000円(税込)のプログラム利用料を支払います。
ただし、すべての機種で22,000円かかるわけではありません。
プログラム利用料は、
- 購入する機種
- 容量
- プログラムへの加入時期
- 購入時の手続き
などによって異なります。
実際、ドコモ公式サイトでは「プログラム利用料22,000円」の機種だけでなく、「0円」の機種も掲載されています。
そのため、購入前には必ず自分が購入する機種のプログラム利用料を確認しておきましょう。
22,000円のプログラム利用料を無料にする方法

「返却するだけで22,000円もかかるなら高い」と感じる方も多いでしょう。
そこでドコモでは、プログラム利用料を免除する「ドコモで買替えおトク割」を用意しています。

条件を満たしてドコモで次の対象機種を購入すると、返却時に発生するプログラム利用料が免除されます。
主な条件は次の通りです。
- ドコモで対象機種を購入する
- 購入した本人と「いつでもカエドキプログラム」の利用者が同一名義である
- 対象機種を購入してから31日以内に、現在使っている端末の返却を申し込む
- 「ドコモで買替えおトク割」の適用を申し出る
つまり、
「約2年後もドコモでスマホを買えば、22,000円を払わなくて済む」
という仕組みです。
ここだけを見ると、とてもお得に感じます。
しかし、ここに大きな注意点があります。
最大の落とし穴は「MNPでの購入が対象外」なこと

「ドコモで買替えおトク割」の対象となる購入方法は、
- 機種変更
- 契約変更
- 回線契約を伴わない端末単体購入
です。
一方、
新規契約やMNPを伴って対象機種を購入した場合は、「ドコモで買替えおトク割」の対象外です。
ここが非常に重要なポイントです。
スマホは一般的に、同じ会社で機種変更するよりも、他社からMNPで乗り換えたほうが大きな端末割引を受けられるケースがあります。
ahamoでも、MNPを対象とした「5G WELCOME割」などにより、iPhoneなどが大幅に割引されることがあります。
つまり、約2年後には次の2つの選択肢を比較することになります。
パターン1:ドコモで機種変更する
ドコモで対象機種へ買い替えれば、「ドコモで買替えおトク割」によってプログラム利用料を無料にできます。
ただし、機種変更なので、他社からの乗り換えを条件としたMNP向け割引は利用できません。
メリット
- 最大22,000円のプログラム利用料を免除できる
デメリット
- MNP向けの大幅な端末割引を利用できない
パターン2:他社へMNPして次のスマホを買う
ドコモでは次の機種を購入せず、端末だけを返却。
そのうえで回線を他社へMNPして、乗り換えキャンペーンを利用して新しいスマホを購入する方法です。
この場合、ドコモのプログラム利用料が発生する可能性があります。
メリット
- 他社のMNPキャンペーンを利用できる
- 次のスマホを大幅割引で購入できる可能性がある
デメリット
- ドコモのプログラム利用料が最大22,000円かかる可能性がある
22,000円が無料でも本当にお得とは限らない

ここで大切なのが、22,000円という金額だけで判断しないことです。
例えば、
「22,000円を払いたくないからドコモで機種変更しよう」
と考えたとしても、機種変更価格とMNP価格に3万円や4万円の差があれば、22,000円を無料にしてもトータルでは高くなる可能性があります。
反対に、機種変更でも十分安い機種が用意されていれば、ドコモで買い替えて22,000円を無料にしたほうがお得になる場合もあります。
つまり約2年後は、
「22,000円を無料にできるか」ではなく、「次に購入するスマホまで含めた総額はいくらになるのか」で比較することが重要です。
「端末単体購入」という方法もある

実は「ドコモで買替えおトク割」は、ドコモ回線の機種変更だけが対象ではありません。
回線契約を伴わない端末単体購入も対象になっています。
そのため、
- 回線は他社へMNPする
- 次のスマホはドコモで端末単体購入する
- 「ドコモで買替えおトク割」を利用する
- 今まで使っていた端末をドコモへ返却する
という方法も考えられます。
ただし、これも万能ではありません。
「ドコモで買替えおトク割」は、ドコモが指定した対象機種を購入する必要があります。また、プログラム利用料が0円の機種は対象外です。
約2年後に、
- どのスマホが対象になっているのか
- 端末単体価格はいくらなのか
- 他社へMNPして端末を買う場合とどちらが安いのか
を改めて比較する必要があります。
ワイモバイルや楽天モバイルとは返却時の料金が違う

端末返却プログラムは、携帯会社によって返却時の費用が異なります。
ワイモバイル

ワイモバイルの「新トクするサポート(A)」は、プログラム自体の利用料金は0円と案内されています。
ただし、返却した端末が査定条件を満たさない場合は、機種の回収に加えて22,000円の支払いが必要になる場合があります。
キャンペーンページはこちら
\ワイモバイル公式HPへ/
▼ワイモバイルの月額1円のiPhone17eのまとめ記事へ
楽天モバイル

楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」は、対象製品を返却するときに事務手数料3,300円がかかります。
そのため、同じ「約2年使って返却する」という仕組みでも、返却時に必要となる費用は携帯会社によってかなり違います。
スマホ本体の実質負担額だけでなく、返却時の費用まで含めて比較したほうがよいでしょう。
\製品詳細へ/
▼ワイモバイルの月額1円のiPhone17eのまとめ記事へ
画面割れや故障にも注意

もうひとつ忘れてはいけないのが、端末の状態です。
「いつでもカエドキプログラム」では、返却したスマホがドコモの査定基準を満たさず「機能不良品」と判断された場合、故障時利用料が発生します。
通常の「いつでもカエドキプログラム」では、補償サービスに加入していない場合は22,000円、対象の補償サービスに加入している場合は2,200円とされています。
そのため、
「約2年後に返せば、それ以上お金はかからない」
とは限りません。
返却プログラムを利用する予定なら、
- 画面を割らない
- 本体を大きく破損させない
- 水濡れに注意する
- 返却条件を事前に確認する
といったことも大切です。
約2年返却スマホは「入口」より「出口」が大事

約2年で返却するスマホは、購入画面を見ると非常に安く感じることがあります。
しかし、見るべきなのは購入時の価格だけではありません。
購入前に確認したいのは次のポイントです。
- 約2年後のプログラム利用料はいくらか
- その機種はプログラム利用料0円なのか、22,000円なのか
- 買い替えによって利用料を無料にできるのか
- 機種変更時のスマホ価格はいくらになるのか
- 他社へMNPしたほうが安くならないか
- 端末単体購入という選択肢が使えるか
- 故障時利用料はいくらになるのか
特にMNPによる大幅割引を利用して端末を購入する場合は、今回安く買えた方法を約2年後もそのまま使えるとは限らないことを覚えておきましょう。
まとめ|22,000円を無料にすることだけを考えると損する可能性も

ahamo・ドコモの「いつでもカエドキプログラム」では、2026年3月5日以降に加入する個人ユーザーについて、機種などに応じて最大22,000円のプログラム利用料が設定されています。
一方、「ドコモで買替えおトク割」を利用すれば、このプログラム利用料を免除できます。
ただし、対象となるのは機種変更・契約変更・端末単体購入などで、MNPや新規契約を伴う購入は対象外です。
ここが最大の注意点です。
約2年後に、
22,000円を払って他社へMNPする
のか、
ドコモで対象機種を購入して22,000円を無料にする
のか。
どちらがお得なのかは、その時点の端末価格やMNPキャンペーンによって変わります。
そのため、「22,000円が無料になるからドコモで買い替えればいい」と最初から決めてしまうのではなく、約2年後にその時点のキャンペーンを比較して、一番総額が安くなる方法を選ぶのがおすすめです。
スマホの返却プログラムは「購入時の安さ」だけで判断せず、返却するときの費用と、その次に購入するスマホの価格まで含めて考えることが重要です。
▼ahamoはお得?料金プランとキャンペーンのまとめ docomo







